東京銀座ぎゃらりぃ秋華洞

【特集】岡本東子・中原亜梨沙 二人展

このたび、秋華洞では日本画家・岡本東子さん、中原亜梨沙さんの二人展を開催することになりました。
純粋に日常の美をとらえた作品で話題の岡本東子。
端正で華やかな少女像。その絵の「眼力」にファンが急増中の中原亜梨沙。
二人の若い日本画家の競演をぜひご覧ください。

岡本東子《果てを知らない―地》(左) 中原亜梨沙《影法師》(右)

岡本東子

岡本東子プロフィール

1977年京都生まれ、日本画家。東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程修了。修了作品は東京芸術大学大学美術館買い上げ。安宅賞受賞、平山郁夫奨学金授与、松柏美術館花鳥画展入選。

岡本東子特集ページ
岡本東子よりメッセージ

普段、モデルを取材してから生活の中にある女性像を描くのですが、今回の展示では、あえてモデルをたてない女性像も出品します。 もちろん過去の取材材料や人体としての骨格などは参考にしていますが、象徴としての女性像、母性や女性性のイメージ像を形にしています。 過去作品に比べると少々無機質なところはあるかもしれませんが、触れればあたたかいであろうと想像できる肌、でも触れられない存在感をまとった女性像を描けたら、と思って製作しました。 「偶像」でもなく、ただの「人形(ひとがた)」の女性像でもなく、血の通った人であることを意識して見ていただければと思います。

中原亜梨沙

中原亜梨沙プロフィール

1984年生まれ。沖縄県出身。2011年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻修了。2012年コピス・アート・プログラム(2月・4月)入選。 三菱アート・ゲート・プログラム15入選。2013年アートフェア東京出品(秋華洞ブース)。2014年個展(伊勢丹浦和店)。

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中原亜梨沙よりメッセージ

・常に気にしていることは「うまく描けたか」ではなく「伝わるか」という事。 取り組むテーマが難しいか難しくないかではなく、伝わるか伝わらないかで 判断しています。大切な事とは大抵手のかかる途方もないものだと思っています。 ・一番ものを言いたい部分は眼です。 作品に登場する女性の眼差しは「今をどう生きるのか」という彼女からのメッセージです。しかしそれは、作品と鑑賞してくださる方との対話ではなく「今を全力で生きているのか」という、それぞれがそれぞれの心に向き合うきっかけになれたらと思っています。