東京銀座ぎゃらりぃ秋華洞

【特集】をんな展

男の描く「をんな」。女の描く「をんな」。

自身の画集やAKBの写真集への作品提供で話題の池永康晟。
日常の美をとらえた作品から現代の肉筆浮世絵師とも称される岡本東子。
端正で華やかな少女像。その絵の「眼力」にファンが急増中の中原亜梨沙。
それぞれの若手作家の描く「をんな絵」を展示いたします。

※ 会場が前半と後半で変わります。

アートフェア東京2015

3月20日(金) 11:00~21:00

3月21日(土) 11:00~20:00

3月22日(日) 10:30~17:00

入場料 1-day パスポート 2.000円(税込) 3-day パスポート 3.500円(税込) 

>アートフェア東京公式サイトへ

銀座 ぎゃらりい秋華洞

3月24日(火)~30日(月)

10:00~18:00(平日)

11:00~18:00(日・祝)

入場無料

池永康晟 《睨める・穂波》池永康晟 《睨める・穂波》
35cm×65cm
亜麻布・岩絵具・膠・墨・金泥

池永康晟

女は泉のようだ
分け入って覗き込めば己の姿を水面に映す
残酷な水源だ
水面に映るのは衰えた始めた画描きの面相だ
指を浸すのも忘れ
ただ途方にくれて覗き込む

女は泉だ
残酷な水源だ

きみは美しい、そうため息する度に
穂波は私を睨める
硬く結んだ唇が、私の好みのかたちになる

池永康晟プロフィール

1965年大分県生まれ。大分芸術緑丘高等学校卒業 日本画家。麻布のキャンバス地に岩絵具で描く美人画は独特な質感と 芳香を放つ。 スペインの小説表紙デザイン、ロシアの文房具、ドイツのラムダ・プリントなど、海外から作品商品化のオファーも多い。

池永康晟特集ページ

岡本東子 《梳る》岡本東子 《梳る》
53.0×33.2cm(10M)
雲肌麻紙、岩絵具、水干、墨

岡本東子

女、とは
と考えた時に真っ先に思い浮かぶもの、それは髪でした。
女性またその情念を強く表すアイテムだと思う。
長い髪は艶やかで華やかで美しく人を惹き付け、
それでいて恐ろしさや怪しさもあわせ持っている。
抜け落ちてもそれは消えずに残る。気配も残る。
それは情念そのものとも言える。
主の世界に引きずり込まれる事もある。同性でも無意識に惹き付けられる。
女も髪も、飽きずに描きたいと思うもののひとつである。

くしで髪をとかすという意味ですが
髪や櫛は霊的なものというか、古来から何かが宿るとされていますし、
女性またその情念を強く表すアイテムだと思い、このタイトルとしました。
櫛は描いていませんが、髪も「くし」(おぐし、みぐし)との別称もあり
同列のものと考えています。

岡本東子プロフィール

1977年京都生まれ、日本画家。東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程修了。修了作品は東京芸術大学大学美術館買い上げ。安宅賞受賞、平山郁夫奨学金授与、松柏美術館花鳥画展入選。

岡本東子特集ページ

中原亜梨沙 《おもかげ》
F6

中原亜梨沙

常々思うことは、そこに広がる景色から目をそらさない人間になりたいということです。
限りある時の中で私が実感を持って理解できることは少ないかもしれませんが、
僅かな光を希望に変えて多くの方と共有したいです。

知ることへの理解、忘れてしまうことの意味、そして蓄積される経験と思い出。
最後に残った記憶が美しいものであるように願いながら描きました。

中原亜梨沙プロフィール

1984年生まれ。沖縄県出身。2011年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻修了。2012年コピス・アート・プログラム(2月・4月)入選。 三菱アート・ゲート・プログラム15入選。2013年アートフェア東京出品(秋華洞ブース)。2014年個展(伊勢丹浦和店)。岡本東子・中原亜梨沙二人展(秋華洞) 。

中原亜梨沙特集ページ