東京銀座ぎゃらりぃ秋華洞

【展覧会】鈴木博雄 歌川国芳 二人展

古典絵画の人物図様を「こども」に置き換えるなど、既存の物事に対し新たな見方を提起する平成絵師=鈴木博雄と、今の若い世代にも人気の江戸浮世絵師、歌川国芳の二人展。

会期:2017年5月26日(金)~6月4日(日) 会期中無休 場所:ぎゃらりい秋華洞

時間:10:00~18:00 入場無料 展示販売いたします。

鈴木博雄(すずき・ひろお)

 1986年兵庫県生まれ。2012年東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復日本画専攻修了。 浮世絵や江戸絵画に見られる人物図様を「こども」に置き換えるなど、古典的モチーフをどこかほのぼのとした世界観に変容させ、近世絵画への「読み替え」を図る。古画研究に裏打ちされた高い専門知識と技術から生み出される心和む作風が、国内外の美術愛好家を魅了している。 作家詳細はこちら

鈴木博雄《坂田怪童丸 鯉使い乃図》鈴木博雄《坂田怪童丸 鯉使い乃図》(部分)

鈴木博雄《坂田怪童丸 鯉使い乃図》

金太郎の物語には鯉退治の伝説があります。
怪力により巨大鯉を制圧する様子が描かれますが、 この図では力づくではない方法を模索し共存する道を選択することによって人々に貢献することができるという図を描いています。

鈴木博雄《上見る鷲》鈴木博雄《上見る鷲》

鈴木博雄《上見る鷲》

「上見ぬ鷲」という成句より、 鷲は他の鳥を恐れず、警戒のために空を見上げる必要がない。何も恐れはばからぬさまをいう。 本図は、上記のような地位にいる鷲であっても驕らず、さらに上の高みを目指す様子を表している。

歌川国芳(うたがわ・くによし)

浮世絵師。画号に一勇斎・採芳舎・朝桜楼などがある。江戸日本橋にて染物屋の子として生まれたが、文化末年から 初代豊国 の門人となり、 役者絵 ・挿絵などを描き始める。文政末年より描き始めた錦絵「通俗水滸伝豪傑」シリーズで人気が急騰。以後「 武者絵 の 国芳 」として評判を得る。柴田是真にも学んだとされ、天保期には洋風風景画も手がけるようになり、また 戯画 の豊かな発想から幕末の奇才と称せられる。

武者絵の国芳として知られますが、今回は戯画、美人画、風景画なども展示。オールラウンダーとしての国芳をお楽しみいただけます。 ※展示の他にも国芳作品は沢山ございます。お気軽にスタッフにお申し付け下さい。

国芳《人かたまつて人になる》国芳《人かたまつて人になる》(部分)

国芳《人かたまつて人になる》

人体を集めて別の形態を合成した「寄せ絵」

「人おほき人の中にも人ぞなき 人になれ人 人になせ人」

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国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之内 浪裡白跳張順》国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之内 浪裡白跳張順》(部分)

国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之内 浪裡白跳張順》

国芳の出世作となったシリーズ。この作品のヒットで江戸に刺青ズームが起こった。 張順は水術に長け、1週間も水の中に滞在できた。刺青の美しさ、足を入れた水の半透明の表現などが見どころ。

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国芳《東都名所 新吉原》国芳《東都名所 新吉原》(部分)

国芳《東都名所 新吉原》

国芳の風景画の代表作として知られている全10図のシリーズ。光と陰を意識した背景に西洋画の影響が伺える。実際、国芳はオランダの本の銅版画を参考にしていたようだ。 作品詳細はこちら

鈴木博雄×歌川国芳 ~それぞれの天竺徳兵衛~

国芳《天竺徳兵衛》国芳《天竺徳兵衛》(部分)

国芳《天竺徳兵衛》

鈴木博雄《天竺徳兵衛》鈴木博雄《天竺徳兵衛》(部分)

鈴木博雄《天竺徳兵衛》