「蝦蟇鉄拐図」
価格お問い合わせください
サイズ123.0×28.0(199.5×40.6)cm
素材紙本水墨
備考軸装
落款・印
シミ
作品番号A2-98-248
作品解説
うっすらと笑みを浮かべ、頭上のヒキガエルと戯れる蝦蟇仙人こと劉海蟾。その後方で鉄杖を持ち、煙草をふかすように魂を遊離させているのは中国八仙の一人である李鉄拐です。「蝦蟇鉄拐」は顔輝や雪村の作をはじめ妖異で奇怪な主題として知られますが、本作では一風変わったほほえましい情景が浮かんでいます。戯画的作品を多く残し、時には厳粛な高士の威風すらも和ませた大雅のユーモアが感じられる一作です。
池 大雅(いけの たいが)
享保8(1723)京都~安永5(1776) 文人画家。幼少より書に優れ、15歳で扇子に絵を描いて生計を立てる。中国文人調の書画を努めて学び、のちに日本の伝統的画法と西洋画の手法を取り入れ、独自の画風を確立した。
最新カタログ
カタログ誌
秋華洞
Vol.76
2024「夏号」
美術館とは ひと味ちがう、自分だけの「お気に入り」を探してみてください。
最新カタログのご請求