2010/2/4発行
発行 株式会社 秋華洞 http://aojc.co.jp/
おんらいんぎゃらりい秋華洞 http://www.syukado.jp/
————————————————————
※配信メールアドレスの登録、変更、解除は下記リンクへ
http://www.syukado.jp/sodatta/kaijo.html
※バックナンバーはこちら
http://www.syukado.jp/sodatta/index.html
解除できない場合は、経由しているメールスタンドをご確認下さい。
(まぐまぐ、メルマで登録されている方は上記リンクの中にそれぞれの
メールスタンドの案内がございます。)
————————————————————
<本マガジンの説明>日本美術の鑑賞界のホットニュース、古今国内東西の
作家のエピソード、美術業界裏話など、日本美術をより楽しむための情報を
お届けします。秋華洞提供。
————————————————————
■□■□■□■□■□■□■□■□■
もくじ
—————–
・ご挨拶
・今週の更新情報&注目トピックス!
・カタログ作品よりご紹介 ~伝統に新たな色彩を 浜口陽三~
・ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~
■□■□■□■□■□■□■□■□■
■□■ ご挨拶 □■□■□■□■□■□■
カタログ春号もいよいよ編集が大詰め。現在作品の色確認を進行中です。昨日
から急激に温かくなり、春ももうそこまで来ている予感。カタログをご覧いただ
き、新たな季節に合わせてお気に入りの一品を見つけていただけると幸いです。
(若干季節を先取りした作品もありますが、それはそれでお値打ちですのでお見
逃しなく!)
さて、今回も新作情報から所蔵作品のご紹介までもりだくさん。どうぞ最後まで
お付き合いください。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■□ 今週の更新情報&注目トピックス! ■□■□■□■
★秋華洞丁稚ログ
ギャラリーフェイク、美術をささえるひとびと
http://www.aojc.co.jp/blog/2011/02/post-201.html
★秋華洞・スタッフブログ
カビやシミにはご注意を
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/2011/02/post-60.html
和本の綴じ方色々
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/2011/02/post-61.html
★浮世絵サイトに新着情報を続々アップしています
歌麿
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108526400/
国明
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108523400/
国芳
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108524400/
国周
http://www.japanese-finearts.com/item/search.php?md=0131
国輝
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108519700/
国貞
http://www.japanese-finearts.com/item/search.php?md=0127
どうぞご覧ください
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■□ カタログ作品よりご紹介 ~伝統に新たな色彩を 浜口陽三~ ■□
途方もない手間と時間の中から生まれる深い色と濃密な空気。彼の作品を見て
いると、言葉通り時を忘れて見入ってしまいます。
浜口陽三は明治42(1909)年に和歌山で生まれました。代々「ヤマサ醤油」を
製造する大家の三男として育った陽三は、東京美術学校(現:東京藝術大学)に
入学。彫刻を専攻するも2年で退学し、パリで銅版画の道へと進み始めます。
しかし次第に戦色が濃くなる中、特殊な技法を用いる銅版画は物資的にも困難
でした。なかなか作品発表の場に恵まれない日々が続く中、それでも陽三は試行
錯誤をしながら制作を続けます。
陽三が本格的に銅版画をはじめたのは40才のころ。写真の普及によって廃れて
いたメゾチント技法を復興させ、さらには白黒だった銅版世界に4色の異なる版
を重ねる「カラー・メゾチント」という新しい手法まで生み出しました。伝統を
継承するだけでなく、そこから新しいモノを生み出す。まるで家業の醤油製造の
ように、彼の作品は時代に受け入れられ、国外からも大きな賞賛を浴びました。
その後もブラジルにパリ、サンフランシスコと世界を転々としながら制作を続
け、貝や蝶、ぶどうにさくらんぼといった小さきモノをモチーフに静謐な作品を
次々と誕生させた陽三。カタログ26号No.36『2匹の蝶』は、昭和52(1977)の作
で、パリでの活動期と重なります。
絵が分かるだの、絵について語るだのを嫌い、好きか嫌いか、ただそれだけでい
いと生前話していた陽三。彼の作品は写真だけではその良さが伝わりにくいので、
もし「好き!」と感じた方はお気軽にお問い合わせくださいね。
秋華洞カタログ会員募集中!おためしキャンペーンもやってます
https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/mpmailec/form.cgi
浜口陽三『2匹の蝶』
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/yo/A2-85-317.html
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■□■ ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~ ■□■□■□■□■□■
□中村貞以『伊豆倉人形』
見れば見るほどに味わいの増すふくふく顔
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-381.html
□土田麦僊『大原女』
大原女をいざなう、もみじちらちら。
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-367.html
□藤井勉『祈り』
小品ですが、不思議な存在感があります
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/yo/A2-85-416.html
□浜口陽三『2匹の蝶』
考えずに感じる1作
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/yo/A2-85-317.html
■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■□■ご感想をお待ちしております!■□■
最後までお読みいただきありがとうございました。
秋華洞スタッフ・林久美子がお送りいたしました。
感想、ご意見お待ちしております!
このメールへの返信、あるいは「お問い合わせフォーム」、あるいはカタロ
グ添付のハガキ、FAX連絡用紙、お電話などでも結構です。
☆☆秋華洞に感想でも…と思ってくださった方はこちらへ☆☆
「秋華洞お問い合わせフォーム」をご利用ください
https://www.syukado.jp/jp/support/contact/index.cgi
次号もお楽しみに!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
美術品無料査定・買取致します。
秋華洞 高価買取はこちらです。
http://aojc.co.jp/buy/
buy@aojc.co.jp
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★★「おんらいんぎゃらりい秋華洞」美しい展示が好評です!
☆★「秋華洞・丁稚ログ」丁稚兼社長・新米美術商の赤裸々な日々
http://blog.livedoor.jp/syukado/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行 株式会社 秋華洞
http://aojc.co.jp/ TEL 03-3569-3620
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
代表取締役 田中自知郎・田中千秋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
秋華洞のご案内
主に日本の美術品・古美術品を中心に、幅広く取り扱っております。
近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。
弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。
(代表プロフィールは↓)
http://aojc.co.jp/corp/profile/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ご意見、お問い合わせは、→ info@aojc.co.jp
(またはこのメールへご返信下さい!)
◎バックナンバーはこちら→
http://www.syukado.jp/sodatta/index.html
◎秋華洞自社配信分【日本美術そうだったのか通信】の
マガジン登録、解除→
http://www.syukado.jp/sodatta/index.html