KOGEI Art Fair Kanazawa
2024年11月29日(金)〜12月1日(日)
金太郎の物語には鯉退治の伝説があります。
怪力により巨大鯉を制圧する様子が描かれますが、 この図では力づくではない方法を模索し共存する道を選択することによって人々に貢献することができるという図を描いています。
「上見ぬ鷲」という成句より、 鷲は他の鳥を恐れず、警戒のために空を見上げる必要がない。何も恐れはばからぬさまをいう。 本図は、上記のような地位にいる鷲であっても驕らず、さらに上の高みを目指す様子を表している。
人体を集めて別の形態を合成した「寄せ絵」
「人おほき人の中にも人ぞなき 人になれ人 人になせ人」
国芳の出世作となったシリーズ。この作品のヒットで江戸に刺青ズームが起こった。 張順は水術に長け、1週間も水の中に滞在できた。刺青の美しさ、足を入れた水の半透明の表現などが見どころ。
国芳の風景画の代表作として知られている全10図のシリーズ。光と陰を意識した背景に西洋画の影響が伺える。実際、国芳はオランダの本の銅版画を参考にしていたようだ。