「舞」
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サイズ46.7×57.5(69.5×80.2)cm
素材紙本着色
備考額装
落款・印
共シール
昭和後期~平初期頃作
本体約12号
作品番号A2-95-313
キーワード美人画
作品解説
屏風の前で舞を踊る芸妓を描いた一作。扇を掲げて袖をつまみ、こちら側を見やる芸妓の一瞬の仕草を捉える一方、陰影が最低限に抑制され、衣文線や顔のパーツ、着物の文様、扇、そして背景の屏風が、線と色面に抽象化されることで、画面全体を朱色と金色を基調とする華やかな装飾文様として構成している。1970年代後半以降、画業の円熟期に描かれたとみられる本作は、生涯に渡って描き続けた芸妓像のひとつの完成形をみせている。
橋本 明治(はしもと めいじ)
明治37(1904)島根~平成3(1991)東京 日本画家。東京美術学校(現:東京芸術大学)卒業。松岡映丘に師事。新文展特選。法隆寺金堂壁画の模写に従事し、皇居新宮殿や出雲大社庁舎の壁画も描いた。日本芸術院賞受賞、日本芸術院会員、文化勲章受章。
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