千 利休(せんの りきゅう)
大永2(1522)堺~天正19(1591)京都 茶人。現在の茶道三千家の始祖。極限まで無駄を省く様式を追求し、「わび茶」を完成させた。 大坂堺の商家に生まれ、早くから茶の湯の道に入り、二十代で茶人として知られるようになる。その後、織田信長に茶頭として雇われた後、豊臣秀吉に仕えた。秀吉とともに禁裏茶会や北野大茶湯を催すなど、茶の湯の第一人者となったが、秀吉の怒りにふれ切腹を命じられる。
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