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脇田 和(わきた かず)
明治41(1908)東京~平成17(2005)東京 洋画家。息子は洋画家の脇田愛二郎。15歳の時にベルリンに渡航。ドイツ帝室技芸員マックス・ラーべスに師事。ベルリン国立美術学校を卒業後、帰国。猪熊弦一郎らとともに新制作派協会を結成し、ほぼ毎年出品。ブブノワ女史に多色石版画の指導をうける。戦後は、国際展にも出品。象徴化された詩情豊かな絵画世界と、童話的で温かな印象を受ける作風が特徴。東京藝術大学名誉教授、勲四等旭日小綬章受章、文化功労者。
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Vol.76
2024「夏号」