〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
このたびは高麗屋さんの三代襲名、誠におめでとうございます。
秋華洞では芝居町である「銀座」の画廊として、たびたび浮世絵の役者絵展を開いてきました。今回、37年ぶりに再び行われる高麗屋三代襲名という記念すべき慶事をお祝いし、高麗屋さんの役者絵や松本金太郎改め八代目市川染五郎さんによる「怪童丸」など、ゆかりの作品を展示します。皆様のお越しをお待ちしております。
秋華洞では芝居町である「銀座」の画廊として、たびたび浮世絵の役者絵展を開いてきました。今回、37年ぶりに再び行われる高麗屋三代襲名という記念すべき慶事をお祝いし、高麗屋さんの役者絵や松本金太郎改め八代目市川染五郎さんによる「怪童丸」など、ゆかりの作品を展示します。皆様のお越しをお待ちしております。
展覧会情報
展覧会高麗屋三代襲名記念「役者絵展」【終了しました】
会期2018年1月12日(金)〜26日(金)
会場ぎゃらりい秋華洞
時間10:00〜18:00
備考会期中無休 入場無料
-実悪を得意とした江戸の名優-五代目松本幸四郎-
平安時代の優れた歌人である三十六歌仙の和歌とともに、関連のある芝居の登場人物を描いたシリーズ物の1枚。
横向きで見得を切る五代目松本幸四郎を描く。五代目松本幸四郎はその高い鼻に特徴から「鼻高幸四郎」と呼ばれ、浮世絵では横顔で描かれることが多かった。実悪を得意とし、五代目が舞台で見得をするとあまりの怖さに子供が泣き出すとの言い伝えもあった。
九代目松本幸四郎から二代目松本白鸚へ
今回の襲名で二代目松本白鸚となる九代目松本幸四郎丈を描いた作品。
歌舞伎座で1991年5月に上演された「暫」を取材したもの。弦屋光溪は祖父が洋画家の中澤弘光、父は同じく洋画家の藤川光次。サラリーマンをしていたが、国立劇場で「浮世柄比翼稲妻」を見たことをきっかけに役者絵の制作を決意。木版の大首絵シリーズを生み出している。