珊瑚、螺鈿、アクリル板、テンペラ、デジタルコラージュなど様々な素材、アプローチの作品を実際の画材や解説パネルとともに展示します。アートとの距離がぐっと近くなる展覧会です。
参加アーティスト:池永康晟、柿沼宏樹、クスミエリカ、森謙次、池田晃将、色川美江、九千房政光、徳永博子
【購入ご希望の方へ】
info@syukado.jp 、03-3569-3620にお問い合わせください。
池永康晟「ささめごと・香蓮」池田 晃将 「電算箱型角棗」は抽選販売(受付は9日(月)10時締め切り)
九千房政光「大日如来胸像」池永康晟「金の翼」森謙次「snow globe」は展示のみです。
※7日(土)アフタヌーンギャラリーズ、8日(日)まるごとミュージアムに参加しています
イベント等開催の場合はホームページで随時お知らせいたします。
※弊ギャラリーでは新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策を行っております。
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通常和紙や絹に描く日本画で麻布をキャンバスに用い、自分の追求する肌の色を求めて10年以上も色の試作を続けた。現代美人画の第一人者。今回は新作のほか、初期作「金の翼」(参考展示)も出品。その時何をもがき、何を達成しようとしていたのか?
柿沼は異物と人間、異常と日常の交わり合う壮大なパノラマを描くのを得意とする。テンペラと油彩を併用する手法はそこにどんな効果をもたらすのか?
柿沼は異物と人間、異常と日常の交わり合う壮大なパノラマを描くのを得意とする。
どこから来たのかわからない「鳥人間」と人間、ビルやタワーを破壊する巨大怪物と日常生活、田舎と都会が不思議な調和を持って共存する。それは映画の特撮ものと、其れを見る私達の関係を描いたものとも見られるだろうし、アジアの猥雑で混沌とした街をさまよう観光客としての私達自身を描いたものにも思える。
現代の世界全体自体、ありえないほどの異物がぶつかり合い、矛盾しながらも、なんとか調和を保って生きているが、彼の絵はそうした現実を反映したリアルなジオラマと言えるかもしれない。
コラージュ技法は普通雑誌などの切り抜きを使うが、彼女は自ら撮影した写真のみを用いる。計算され尽くしたコラージュだが、そこにはシュールレアリスムとノスタルジーが融合したかのような壮大な世界が広がっている。
珊瑚細工師の父を持つ森謙次。根付の素材の中でも特に「珊瑚」に焦点を当てた作品を制作。
レーザーでカットした数字型の貝殻を漆を塗った木地に貼ることで漆芸という古い手法に宇宙を感じさせるような現代的な美しさを生み出している。
youtube: 池田 晃将 漆 Terumasa Ikeda Introduction of Urushi work
貝をレーザーで数字型に切り取り、それを漆の木地に丁寧に貼っていくことで、漆芸という古くからある手法に宇宙を感じさせるような現代的な美しさを生み出している。
website: Terumasa Ikeda
樹は生命の誕生と死の相互の結果を示し、再生と循環をイメージさせる。神秘的な自然界から作品の題材を得て創造しているという色川は、モノクロームな世界をリトグラフで表現する。
website: 色川美江 Mieirokawa
これはアートなのか仏像なのか?SNSで話題の女優顔の仏像を展示。
函館市立中学校の美術科教員として採用。13年勤務して初めて美術部の顧問を持つ。以後制作に目覚め2018年1月より仏像を作り始め、SNSで作品を知られるようになる。2020年 はこだて・冬・アート 大賞 受賞
twitter@masa43035969
透明なアクリル板にリューターと呼ばれる電動ニードルで文様を描く。その作業は繊細で緻密である。
アクリル板は数枚重ねられ、パーツも加えられる。それぞれの作品には、徳永博子の幻想的な世界が閉じ込められていく。
website: HirokoTokunaga art works
■住所
〒104-0061 東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
■ご連絡先
電話:03-3569-3620
■最寄路線出口
地下鉄メトロ丸の内線・日比谷線・銀座線
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