“Jump into the future”は秋華洞が今度さらなる飛躍を期待する注目の若手作家を紹介するWeb展覧会特別企画です。第二回目は瓜生剛、上滝玲子、長谷川雅子、春田紗良の4名。
輝く個性と彼らが表現する世界をぜひお楽しみ下さい。
会期:6/12(金)12:00~29(月)
6/12(金)12:00より下記ウェブサイトにて全ての作品が公開、サイトからご購入いただけるようになります。
SHUKADO CONTEMPORARY Web展覧会 Jump into the future vol.2
「侵蝕する光景・内在する景色」と題し、自分の訪れた場所・体験した事象を核に制作している。
時を経るごとに、曖昧で不鮮明になっていく記憶を、色彩で補いながら、透層/積層/増殖させ、蓄積/侵蝕するかのように画面を埋めていく。自分自身の記憶の位置軸がどこにあるのか、絵画の中で見つめていく。
日々の生活に潜む、言い知れない不安を拭い切れないでいる。
奥深い底知れぬ場所[深淵]で、微かに差し込む光、奥に見える明かりを頼りに進んでいく。
ひとり不安を拭う為に、究極の光景[極光]を求めて流離う。
サンゴ礁は、海洋の中でも群を抜いて多様性に満ちた環境です。
密集する生き物たちは、まるで一つの大きな生物のように見えることもあれば、 賑やかな都市を思わせることもあります。
また、サンゴやイソギンチャクの色彩と形態は、内臓を連想させる独特の存在感があります。彼らは動き回ることはしませんが、確かに生きて育っている。私たちが普段、自分の内臓の存在を意識しないのと同じように、静かですが確かな力を感じてなりません。
海の底で動物たちの創り出す風景の、 美しさと刹那の恐ろしさを描けたらと思います。
自らに降り掛かった不幸や憤りなどを発想源に、ユーモアとアイロニーを込めた作品を目指し制作しています。「笑い」や「共感」には不幸を乗り越える癒しの力があると考え、それを絵画によって表現できないか研究しています。
共感覚者、特に書記素色覚者の立場から絵画制作および研究を続けています。
書記素色覚とは書記素、つまり文字をみたときに色やそれに付随するいくつかの諸要素を知覚する能力のことです。制作の際、私はそれらの色や諸要素を画題の一部として、あるいは動機として用います。
脳神経間でほとんど無意識のうちに知覚される色や諸要素は、本来この世に存在しないものであり、しばしば複数色の揺れとなって呼び起こされます。
私はこの特別な色(シキ)を表すために様々な画材を使用しますが、近年は色鉛筆の点描法に力を入れています。
6/12(金)12:00にSHUKADO CONTEMPORARYウェブサイトにて、21作品が公開・販売開始となります。
作品は全て1点ものです。お気に入りをぜひ見つけて下さい。
SHUKADO CONTEMPORARY Web展覧会 Jump into the future vol.2
Jump into the future vol.1 は6/15(月)まで開催中です。
SHUKADO CONTEMPORARY Web展覧会 Jump into the future vol.1