〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
作者不詳
「太閤秀吉図」
作品解説
唐冠に白い直衣、指貫姿で笏を手に繧繝縁の上げ畳に胡座する秀吉像。秀吉が没した慶長3年(1598)以降、豊臣家ゆかりの大名や社寺を中心に秀吉の神格化のためにこぞって秀吉像を制作しました。それは大坂の陣で豊臣家が滅びるまで続き、その後も『太閤記』など流行りによって今日まで人気の画題となります。本作もまた秀吉の命日などに飾る礼拝用の一幅でしょうか。絵師は不明ながら誠実な描きぶりに秀吉崇拝の歴史が見られるようです。
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