「山海愛度図会 おおつめたい 信州諏訪湖 八目鰻」
価格¥175,000
サイズ24.0×35.5cm
素材浮世絵版画
備考
作品番号A1-95-160
作品解説
女性の「~したい」というしぐさや行動と、全国各地の名産とを一画面に収めた国芳の代表的なシリーズの一つ。 広重の「東海道五十三次」で火がついた、浮世絵における“旅行・地域物産ブーム”と、国芳の言葉遊び的ユーモアを一つの画面にちりばめた美人画である。
歌川 国芳(うたがわ くによし)
寛政9年(1797)~文久元年(1861)
浮世絵師。画号に一勇斎・採芳舎・朝桜楼などがある。江戸日本橋にて染物屋の子として生まれたが、文化末年から 初代豊国 の門人となり、 役者絵 ・挿絵などを描き始める。文政末年より描き始めた錦絵「通俗水滸伝豪傑」シリーズで人気が急騰。以後「 武者絵 の 国芳 」として評判を得る。柴田是真にも学んだとされ、天保期には 洋風 風景画 も手がけるようになり、また 戯画 の豊かな発想から幕末の奇才と呼ばれる。
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