「不安な街」
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サイズ23.2×18.0(44.2×36.5)cm
素材紙にエッチング
備考額装
マージンにサイン
直筆エディションシール添付タトウ付属
昭和28年作
ヤケ、少々シミ
5枚セットのうちの4枚
作品番号A2-95-263
作品解説
いま銅版画集「不安な街」を取りだしてみると、銅版画としては素朴な技術とフォルムであるとはいえ、官能的なものがなまなましく鮮魚の腹のように現われている。 ―瀧口修造

※5枚セット中の4枚
瑛九(えいきゅう)
明治44(1911)宮崎~昭和35(1960)東京 写真家、版画家、洋画家。本名、杉田秀夫。日本美術学校洋画科卒業。1930年代、フォト・デッサン、フォト・モンタージュと呼ばれる技法で作品を発表し、初期シュルレアリスム運動の先駆者となる。一方、既成の画壇や公募団体を批判し、表現の自由と独立を掲げたデモクラート美術協会を結成する。戦後は油彩、エッチング、リトグラフを制作し、独自の世界を生み出す。代表作に、作品集『眠りの理由』、コラージュ作品群《レアル》など。
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