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「「舟車二萬一千里」二行」
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サイズ135.0×40.3(217.3×56.4)cm
素材絹本墨書
備考軸装
落款・印
明治末頃作
少々シミ、少々ナミ、折れ
落款・印
明治末頃作
少々シミ、少々ナミ、折れ
作品番号A2-96-170
作品解説
この漢詩は明治42年、渡米実業団の団長として多大なる成果をあげた渋沢が、その帰路において詠んだものです。渋沢が訪問団の方針として掲げた、団員全員が相手に誠を尽くすという精神がこの詩には現れており、帰国後何度も書作品となりました。「一誠、万情に酬ゆ」という言葉には、国際人渋沢の真髄があらわれています。
【読み】
舟車二萬一千里路似連珠縈作環
-続きはお問い合わせください-
【読み】
舟車二萬一千里路似連珠縈作環
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渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)
天保11(1840)武蔵~ 昭和6(1931)東京 実業家。号は青淵。尊王攘夷運動に参加したのち、一橋家に士官して幕臣となった。明治維新後は、大蔵省に入省し、国立銀行条例制定に尽力する。退官後、第一国立銀行設立を始めとして、王子製紙や大阪紡績など多くの会社設立に関わり、日本の実業界を牽引した。日本赤十字社や商法講習所(現:一橋大学)の設立など、社会、文化事業にも貢献した。
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