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「布袋画賛」
作品解説
【読み】
人間狂漢天上慈尊
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人間狂漢天上慈尊
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烏丸 光賢(からすまる みつかた)
慶長5(1600)~寛永15(1638) 公卿、参議宰相、権中納言正三位、書家。法名は宗観。烏丸光広の嫡子。父譲りの書の達人として知られ、和様書道の流派である定家流を能くした。
一糸 文守(いっし ぶんしゅ)
慶長13(1608)~正保3(1646)京都 臨済宗の僧。京都久我家の出。号は桐江・耕閑等。勅号定慧明光仏頂国師。雪岑梵崟、沢庵宗彭に師事。後水尾天皇の帰依を受け、賀茂霊源院・丹波法常寺を開き、近江永源寺に住して再興に尽力した。書画を能くし茶道に造詣深く烏丸光広・小堀遠州・松花堂昭乗等と親交があった。
烏丸 光広(からすまる みつひろ)
天正7(1579)~寛永15(1638)京都 公卿、歌人。幼時日蓮宗の僧日重に預けられて学問にめざめる。のち清原清賢に儒学を、細川幽斎に和歌を学んで古今伝授を受け、二条派歌学を究めた。後陽成、後水尾天皇などに仕え、権大納言に至る。公卿の中でも江戸幕府に好意を寄せ、徳川家光の歌道師範を務め、本阿弥光悦、俵屋宗達ら文化人とも交流した。独特の書風は寛永の三筆に匹敵する腕前をみせた。家集に『黄葉和歌集』等。
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