「舞妓」
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サイズ39.3×51.8(51.5×63.5)cm
素材キャンバスに油彩
備考額装
画中にサイン
伊藤清永鑑題シール
大正12年作
本体10号
シミ、剥落、額に小傷
作品番号A2-99-111
キーワード美人画
作品解説
中沢は1903年ごろから度々京都に赴いて舞妓や芸妓を描き、後に土田麦僊と並んで舞妓の画家とも称されるほど多くの作品を残しました。黒田清輝に学び外光派の表現を継承した彼は幻想的な作風を得意としましたが、本作で見られる勢いのある筆使いにはゴッホなどの影響も感じさせ、前年の渡欧の成果が得意とした題材に表れているようです。
中沢 弘光(なかざわ ひろみつ)
明治7(1874)東京~昭和39(1964)東京 曽山幸彦、堀江正章に師事。明治29年東京美術学校(現:東京芸術大学)西洋画科に入学。黒田清輝に学び、白馬会の創立に尽力した。明治40年東京勧業博覧会で《嵐のあと》が一等賞を受け、同43年より文展審査員となる。他、帝展、日展に出品多数。帝国美術院・帝国芸術院会員、帝室技芸員。昭和32年文化功労賞受賞。翌33年日展顧問。
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