帝国美術院とは、大正8年(1919)創設の、文部大臣の管理下におかれた美術団体である。美術に関する諮問に答えること、建議すること、そして官設展(帝展)主催を役割とした。昭和12年(1937)まで存続し、帝国芸術院の前身となった。