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02 映画との出会い
今の仕事と直接関係有りませんが、私にとって、「映画」との出会いは、人生の主要なテーマともなっているので、ここに書いておきます。今の仕事にも、「文化・芸術」を担う、という意味では、つながっているともいえます。
中学・高校の頃見たスタンリーキューブリック「2001年宇宙の旅」から始まって、私の青春の情熱の磁力を秘かに蓄えさせたのは相米慎二監督の一連の作品でありました。
すなわち、「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」「ションベン・ライダー」「台風クラブ」
この作品世界に焦がれ憧れて、物理学者を目指して入った東大でも、何故か蓮実重彦という映画の扇動者みたいな人のゼミにも出会った影響もあり、映画を作る、ということが私の人生のテーマになっていきました。