□■□■ 『日本美術そうだったのか通信』Vol.124 できました!
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お届けします。秋華洞提供。
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もくじ
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・ご挨拶
・これが絶品!カタログ9
・ワンポイント・木版浮世絵
・ネットで愉しむ秋華洞 <新着作品>
・お知らせ
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■□■ご挨拶□■□■
「カタログ納品に上がりました〜。」
ありがとうございます!
この日を待っておりました。
カタログVOL.9とうとう完成です。
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■□■□■□これが絶品!カタログ9■□■□■□
今回のカタログでは歌川国芳、歌川広重、歌川豊国(3代豊国)という当時の
人気絵師3名の豪華共作!!「東海道五十三対」の55枚セットをご紹介して
おります。広重の「東海道五十三対」は人々の旅情を誘い、当時大流行しま
した。その人気を受け、様々な「五十三対」シリーズが出版されました。
広重は風景画で人気を得ましたが、今度は役者絵・美人絵でその土地にちな
んだ物語を一枚ずつ描いている趣向です。海坊主が登場したりと、旅にはド
ラマが必要。当時の旅行ブームに大いに火を付けた事でしょうね。
さらに、今回のカタログでは55枚を全部お披露目しています。
工夫に工夫を重ねて、三人の作家の作品比較、さらに地域名入り、解説付き
と秋華洞ならではのサービス満載。旅情溢れる仕上がりとなっております。
カタログだけではなく、55枚の本物はまさに絶品!!
是非見てみたいという方は、次号カタログ御請求お待ちしております。
ご請求はこちら →https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi
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■□■□■ワンポイント・木版浮世絵□■□■□■□
最近勢い良く浮世絵を仕入れている弊社社長。
秋華洞内では、浮世絵を目にすることが多くなりました。
絵は好きだけど、浮世絵版画の見方ってちょっとわからないな〜って方の為
に今回は木版浮世絵鑑賞のワンポイントアドバイス。
1)線のシャープ
2)色の透明度
この二点が浮世絵版画の決めてです。
眼に飛び込んでくるような鋭さ!それこそが浮世絵版画の持ち味です。
それぞれの線が、切れ味良く彫られているものが、しっかりと版画として摺
られるものです。しかし木を彫って版画にするわけですから、摺りを重ねれ
ば線や面の切れ味が鈍くなるのは当たり前。線、落款、タイトル、彫刻刀で
彫った線がいかにシャープかが決めてです。
次に、色の透明度に注目して下さい。木版画の場合は、だんだんと板が汚れ
て色が濃くべったりした感じになるので、色に関しては初めの頃に摺られた
ものほど、淡く透明感があります。色彩に透明感があるかどうかを見極める
事が大変重要なもう一つのポイントです。
浮世絵版画では、絵師の発想や指示が忠実に反映される初版初摺りというも
のが極品といわれています。絵師は輪郭線を描いた下絵を提供するだけで、
それを彫師が彫り、摺り師が摺るという分業です。
広重などの版画を見ていると、彫師が楽しそうに仕事をしていたことが伝
わってきます。北斎などは、彫り師や摺り師に細かい注文をつけていたと言
われ、どちらかというと、絵師の力量だけが直接問われることになる肉筆画
を好んで制作したそうです。
絵師だけではなく、彫師、摺り師、と三人がどんな気持ちで作品を仕上げた
か一枚で三人分の楽しみですね!
これを機会にあなたの日常に浮世絵の楽しさを追加してみては!?
おんらいん秋華洞 → http://www.syukado.jp/index.html
■□■□■お知らせ□■□■□■□■□■□
鑑定マニュアル御請求、ありがとうございます。
只今増刷をかけておりますが、来週には出来上がる予定です。
表紙も新しくなった「書画・鑑定マニュアル」
500円+送料80円で販売しておりますので、どしどし御請求下さいませ。
ご請求はごちら → https://www.syukado.jp/jp/support/kantei/index.cgi
■□■□■□■□<新着作品>□■□■□■□■□■□
出来立てほやほやのカタログVOl.9から早速アップしました。
□ 中村岳陵 「車海老」
ピチピチッと跳ねる音が聞こえてきそうな、涼しげな作品です。
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_b/NAKAMURA_GAKURYO/A07-0141.html
□ 大山忠作 「鯉」
ぐいぐい泳ぐ姿が頼もしい!
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/jp_g/OOYAMA_CHUSAKU/A07-0089.html
先週に引き続き工芸からも二点アップしていますよ。
□ 島岡達三 「象嵌赤絵草花番茶器」
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/kogei/SHIMAOKATATUZO/A07-0050.html
□ 島岡達三 「象嵌赤絵草花文角皿」
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/artist/kogei/SHIMAOKATATUZO/A06-1373.html
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■□■ご感想をお待ちしております!■□■
最後までお読みいただき有難うございました。
今回の編集は桑田郁子、中島洋平でした。
みなさまからの感想をお待ちしています。
このメールへの返信、あるいは「お問い合わせフォーム」、あるいはカタロ
グ添付のハガキ、FAX連絡用紙などでも結構です。
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次号もお楽しみに!
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東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
代表取締役 田中自知郎・田中千秋
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主に日本の美術品・古美術品を中心に、幅広く取り扱っております。
近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。
弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。
(代表プロフィールは↓)
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