□■『日本美術そうだったのか通信』Vol.141 もっとうまく描いてね!■□
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もくじ
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・ご挨拶
・銀座秋の名品展
・カタログ12
・展覧会千本ノック〜7本目〜
・会長TV出演
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■□■ご挨拶■□■
朝夕はひときわ冷え込むようになりました。秋の終わりを少しずつ肌で感じ
る毎日ですね。秋華洞は体調のよろしくない者が続出。体調を崩しやすい季節
ですので、皆様もどうぞお気をつけ下さいませ。
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■□■銀座秋の名品展□■□
先週も御紹介しました、『銀座秋の名品展』今週は洋画の名品展です。
アンディーウォーホル、中川一政などなど、その名の通り名品揃い!
秋華洞もちろん出品しております。
出品作品はこちら
→http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s74871757?u=;credo_auction
この名品展、来週が最終の「彫刻・工芸」特集です。
ピカソや板谷波山など錚々たる作家の作品がフィナーレとして並びます。
どうぞ、ご期待くださいませ。
『銀座秋の名品展』はこちら
→http://storeuser4.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/credo_auction?u=;credo_auction
丁稚社長ログでも紹介されています。
→http://blog.livedoor.jp/syukado/archives/2007-11.html#20071116
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■□■カタログ12 ■□■
今年最後のカタログ『秋華洞カタログ12冬号』が完成間近です。今回は、日
本画、洋画、短冊、書とバラエティー豊かな取り揃えで、総点数60点。
新年にふさわしい華やかな、優品を数多く御紹介しておりますので、是非ご
期待くださいませ。
カタログ請求はこちら→https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi
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■□■展覧会千本ノック 〜7本目・関西編〜 ■□■
「もっとうまく描いてね!−狩野光信と豊臣秀吉像-」
逸翁美術館 開館50周年記念特別記念展の巻
おひさしぶりの本コーナーです。先日、京都の狩野永徳展に行ったのですが、
それはもう終了してしまいましたので、一緒に行った逸翁美術館の名品展を
ひとつ。
逸翁美術館は、梅田から阪急電車で2、30分の池田市にあります。阪急の社
長であり文学者であった小林一三の自邸を美術館にした美術館です。初めて
行ったのですが、邸宅の大きさもちょうどよい和洋折衷建築の、なんとも落
ち着いた雰囲気に魅せられてしまいました。すてきな美術館!
前後期に分かれた展示の後期は、伝狩野光信(永徳の息子)筆「豊臣秀吉像」
が展示されています。秀吉の画像はいくつかありますが、本作は、胸より上
には新たに紙が貼られて描かれています。一見してデッサンかとも思ってし
まうけど、秀吉本人立ち会いのもと、何度も何度も、顔の部分だけ描き直さ
せてOKしたものだそうです。そのため、最もよく秀吉の素顔を伝えている作
品だといわれています。確かに、表情はとても柔らかく穏やか。他の秀吉の
画像が、主に“豊国大明神”としての肖像に対して、この伝光信筆は、秀吉
が「もっとうまく描いてよ〜」とでも言っているような、生々しさが溢れて
います。
狩野光信は、永徳と探幽という偉大な二人の間に挟まれて、悲しいことに昔
から「下手右京」とか言われてきてしまった人です。秀吉などともつながり
は密接だったでしょうに、この言われよう。永徳の大画面構成のドカーっと
した絵とは全く対照的な、矮小化したようなドリーミーな世界感を持った人
なのです。光信は元信(永徳の祖父)以降狩野派が取り入れてきたやまと絵路
線の中に、更に古いやまと絵の要素を盛り込もうとしました。その画業はか
なり見直されてきています。最近、出光美術館の黒田泰三さんが長年の論業
をまとめて『狩野光信の時代』という本を出しましたので、これからまさに
時代が来ます!
逸翁美術館は来年3月には今の建物からお引っ越ししてしまいます(移転先は
すぐ近く)。あの趣ある建物で展示を観られなくなるかと思うと、少し寂し
い気もします。是非是非移転する前に行ってみてください!
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■□■会長テレビ出演■□■
11月25日(日)15:30〜17:00テレビ朝日『大胆MAP』に、弊社会長がお宝鑑
定士として出演いたします。
どんな作品でも瞬時で真偽を見分ける会長の鑑定業を、どうぞご覧下さい。
また、お家にあるお宝を是非鑑定して欲しいご希望のある方は、ご連絡お待
ちしております。
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■□■ご感想をお待ちしております!■□■
最後までお読みいただき有難うございました。
秋華洞メルマガ編集担当、桑田郁子、中島洋平がお送りいたしました。
みなさまからの感想をお待ちしています。
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グ添付のハガキ、FAX連絡用紙、お電話などでも結構です。
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代表取締役 田中自知郎・田中千秋
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主に日本の美術品・古美術品を中心に、幅広く取り扱っております。
近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。
弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。
(代表プロフィールは↓)
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