2010/3/1発行
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作家のエピソード、美術業界裏話など、日本美術をより楽しむための情報を
お届けします。秋華洞提供。
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もくじ
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・ご挨拶
・今週の更新情報&注目トピックス!
・カタログ27号よりご紹介 ~“若手三羽烏”大三郎のおひなさま~
・ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~
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■□■ ご挨拶 □■□■□■□■□■□■
ペットのカメが冬眠から目覚めました。何ヶ月もエサを食べなかったカメが首
をもたげてパクリ、とエサに食いつくと「今年も春がきたなぁ」とうれしくなり
ます。同時にくしゃみと鼻水が止まらなくなるのがこの季節の難点ですが…。
さて、今回も桃の節句にぴったりの新入荷作品のご紹介など、旬な情報満載で
お届けいたします。ぜひ最後までお付き合いください。
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■□ 今週の更新情報&注目トピックス! ■□■□■□■
★秋華洞・スタッフブログ
アートフェア東京2011に出展いたします。
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/2011/02/post-67.html
たくさんのお問い合わせありがとうございます!
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和紙の素晴らしさ
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★浮世絵サイトに新着情報を続々アップしています
土屋光逸
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108601900/
国芳
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108600200/
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三代豊国
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広重
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芳虎
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108600100/
どうぞご覧ください
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■□ カタログ27号よりご紹介 ~“若手三羽烏”大三郎のおひなさま~ ■□
子供の頃、その値打ちも意味も知らずに首を引っこ抜いたり、母親の口紅を頬
に塗ってみたり。女児のすこやかな成長を願う雛人形は、女児が大人になった時
に初めてその意味や、込められた想いを知るものかもしれません。
中村大三郎は明治31年に京都で生まれました。謡曲や美術を好みたしなむ両親
の下、京都という恵まれた土地で教養を育んでいった大三郎。そういった彼の生
い立ちは、彼の描く美人画にも豊かな品性を与えているように思います。
能楽に通じていたこともあり、初期のころには古典を主題とした美人画を手掛
けていた大三郎でしたが、そんな彼の転機となった作品が大正15年の帝展出品作
《ピアノ》。グランドピアノと振袖姿の女性という、一見アンバランスなふたつ
を見事調和させた作品は彼の代表作となり、その後日本画で現代婦人を描くブー
ムの先がけとなりました。
福田平八郎、堂本印象らと共に“若手三羽烏”と謳われながらも、戦後の混乱
の中で早世した彼の知名度は、今ではそれほど高くはありません。それでも、恵
まれた環境に甘んじて浸ることなく、新たな画境を拓いた大三郎のたしかな技術
は、時代を越えて観る者を魅了します。
カタログ27号No.30『立雛』は、伝統的な画題に彼のワザが凝縮された逸品。
春を迎えるのにこれ以上ないステキなお軸です。これを飾って華やかな桃の節句
を祝ってみてはいかがでしょうか?
□中村大三郎『立雛』
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■□■ ネットで愉しむ秋華洞 ~新着作品~ ■□■□■□■□■□■
□月岡雪斎『松下掬水図』
水はぬくいかつめたいか。
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□中村大三郎『立雛』
大三郎の絵で祝うひなまつり、なんと贅沢。。。
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-217.html
□上原古年『武者絵』
新田義貞は潮の満ち引きを計算に入れていたとか。
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-85-424.html
□頼山陽『七言絶句』
上京する母を案じる頼山陽。
http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/fude/A2-85-458.html
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東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
代表取締役 田中自知郎・田中千秋
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主に日本の美術品・古美術品を中心に、幅広く取り扱っております。
近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。
弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。
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