2011/6/9発行
発行 株式会社 秋華洞 http://aojc.co.jp/
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お届けします。秋華洞提供。
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もくじ
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・ご挨拶
・カタログ最新号、もうすぐ完成!
・今週の更新情報&注目トピックス!
・サイト掲載作 ~春画は火事に効く!?
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■□■ ご挨拶 □■□■□■□■□■□■
秋華洞のドキュメンタリーが完成しました。
ドキュメントIN 秋華洞
実際は、美術品を売りたいお客様向けに買取りの雰囲気を紹介する動画です。
会長や社長を筆頭に、スタッフの雰囲気や社内の様子が伝わる内容となっており
ます。お時間のある方はどうぞご笑覧くださいませ。
さて、今回もカタログ最新号の告知から新入荷の浮世絵まで、幅広くお伝えし
てまいります。ぜひ最後までお付き合いください。
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■□■ カタログ最新号、もうすぐ完成! □■□
さて、発行が遅れている秋華洞の定期カタログ、ようやく発行日の目処が見え
てまいりました。いつも楽しみにしてくださっている皆様、大変お待たせいたし
ました。おそらく6月の下旬にはお手元に届けられると思います。
今回のラインナップを少しだけご紹介すると、雪舟、山岡鉄舟、志賀直哉、富
岡鉄斎、山元春挙、大橋翠石、西村五雲、木村武山、斎藤真一などなど。松本一
洋の幽霊、裏と表両方に絵が描かれている長谷川利行の婦人像といった珍品もご
ざいます。少々ページ数は少ないですが、浮世絵も健在。芳年の『藤原保昌月下
弄笛図』をはじめ、名品と取り揃えました。
「まだ秋華洞カタログを見たことがない!」という方。おためしキャンペーン
もやっておりますので、気軽にカタログを取り寄せてみてください。美術館とは
ひと味ちがう、自分だけの「お気に入り」を探してみてください。
ただ今おためしキャンペーン中
秋華洞カタログ請求はこちら
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■□ 今週の更新情報&注目トピックス! ■□■□■□■
★秋華洞・社長ブログ『丁稚ログ』
緊急有事内閣を組み、なおかつ永遠に有事の内閣を組みたい
http://www.aojc.co.jp/blog/2011/06/post-216.html
秋華洞の動画をアップロードしました。
http://www.aojc.co.jp/blog/2011/06/post-215.html
★秋華洞・スタッフブログ
『THE 春画』展 いかがでしたでしょうか
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/2011/06/the.html
蔵に春画があれば火事にならない
http://www.aojc.co.jp/staff_blog/2011/06/post-83.html
★海外サイトに浮世絵を続々アップしています
詳細はお気軽にお問い合わせください
石川寅治
http://www.japanese-finearts.com/item/search.php?md=0610
英泉
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108609200/
宮川春汀
http://www.japanese-finearts.com/item/search.php?md=0607
http://www.japanese-finearts.com/item/search.php?md=0602
広重
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108607500/
どうぞご覧ください
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■□ サイト掲載作 ~春画が火事を防ぐ!?~ ■□
今回は先日行われた展覧会『THE春画』で取り上げた作品をいくつかご紹介い
たします。
正直、これまであまり本腰を入れて調べたことのなかった春画。しかし北斎や
春信などの有名な絵師が手がけていたことを差し引いても、いろいろと面白い事
実のあることが分かりました。
スタッフブログでも触れていますが(http://p.tl/efn_)、春画には火除けの
効果が期待されたり、お守り代わりに戦地に持って行かれたようです。応挙の描
いた貴重な春画なども、その多くが戦地で失われています。
さらに春画は当時の風俗をユーモアたっぷりに伝えてくれます。
『風流艶色真似ゑもん』 鈴木春信
http://www.japanese-finearts.com/item/list3/108002790/
こちらは仙女に薬を飲まされ豆男になった「浮世之介」なる人物の色道修行を描
いた春信の人気シリーズですが、本作には男女の背後に蚕の入った籠が置かれて
います。蚕は神聖な生き物とされ、女性はその前で交合することに抵抗を見せて
いるようです。傍らでのぞき見をしているのは蚕の番人でしょうか。
『蚊帳の中で』 鈴木春信
http://www.japanese-finearts.com/item/list2/108517900/
こちらはぽっぴんを吹いて子供をあやしながらの戯れ。縁側にはおみなえしの花
が生けてあります。蚊帳があることから季節は晩夏でしょうか。春画にはこうし
た子供と男女の組み合わせも多く見られます。
こうした大らかさ、生活の延長線上にある「性」であるからこそ、春画には価
値があるのだと思います。余白にある文字を懸命に解読した結果、大変どうでも
いいことが書かれているケースも多々ありますが、飾らない江戸の空気が肌に感
じられて面白い!ぜひ現物を見に、秋華洞に遊びにいらしてみてください。
海外サイト・春画
http://www.japanese-finearts.com/item/list/42/
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■□■ご感想をお待ちしております!■□■
最後までお読みいただきありがとうございました。
秋華洞スタッフ・林久美子がお送りいたしました。
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☆★「秋華洞・丁稚ログ」丁稚兼社長・新米美術商の赤裸々な日々
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東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル7F
代表取締役 田中自知郎・田中千秋
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主に日本の美術品・古美術品を中心に、幅広く取り扱っております。
近代絵画・現代絵画を軸とし、さらに、鎌倉・室町時代より、現代に至る
まで、あらゆる分野で活躍した画家・高僧・武将・文人・歌人・俳人の手に
よる絵画・書蹟、時代屏風、絵巻、古文書、古写本、古版本、稀覯本(きこ
うぼん)を専門とし、その他、彫刻、工芸品、茶道具など、多岐にわたって
対応致します。
弊社は50年にわたり日本美術商として活躍した代表・田中自知郎が長男・
田中千秋と共に、平成15年に「有限会社アートオフィスJC」として設立され、
その後平成18年に「株式会社秋華洞」と商号変更致しました。
(代表プロフィールは↓)
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