2012-08-10日本美術そうだったのか通信
Vol.302 ツバメは春、金魚は夏、ネコは○○?

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■今週の「そうだったのか!」━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

ロンドンオリンピック、連日大盛り上がりですね。見たい種目が次から次へと放
映され、寝不足の方も多いのではないでしょうか。オリンピックが終わったあと
は、毎回スポーツをはじめる人が増えるようです。しなやかな体や強い精神力な
ど、たしかに憧れてしまいますよね。

そして気がつけば八月ももう半ば。立秋も過ぎ、暦の上では秋なのです。季節の
移りかわりのなんと早いこと。

俳句などに登場する「季語」も、今の季節と合わせるとやや違和感があったりし
ますが、いずれにせよ季節を意識して作品を味わうと、ただ見ているだけよりずっ
と面白いものです。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-87-183.html
たとえばカエルの季語は春、ツバメも春、鯉は季語にないですが、「緋鯉」や
「鯉のぼり」は夏です。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-87-219.html
金魚は言わずもがな、夏。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-87-86.html
「猫の恋」と「仔猫」は春の季語。

http://www.syukado.jp/jp/search/detail/type/kake/A2-87-88.html
鶴は冬。けれども「鶴帰る」や「鶴の巣」は春の季語です。

掛け軸でも女性の着物の柄や生えている植物など、季節を意識した演出が多く見
られます。植物は比較的わかりやすいですが、野鳥などの生き物から季節を推察
するのは意外に難しい。日頃から自然とふれあうことが大切ですね。

お盆には実家に帰り、久々に自然を堪能しようと思います。みなさまもどうぞよ
いお盆休みをお送りください。

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