2012-11-08日本美術そうだったのか通信
Vol.315 個性さまざま、作家の○○

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■今週の「そうだったのか!」━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

現在、社長+秋華洞スタッフは明日から始まる台北アートフェアのため、台北で
準備を進めています。

台北への道 展示作業開始
http://www.aojc.co.jp/blog/2012/11/post-249.html

日本でのこういったイベントと比べると、その規模は桁違い。社長田中のブログ
にもありますが、会場の中をトラックが走っている、といった状況のようです。
作家たちの作品も、そのほとんどが人の背よりもずっと大きなものになりました。

今後日本で展示する機会があるかどうかは未定ですが、少しだけ展示の中身をご
紹介すると、阿部清子さんは「取扱注意」「開胸襟」「微笑」「十四才」の4点。
「微笑」は日本人、ないしアジア人特有の表情。「哀しみや幸せの気持ちを、察
して束の間共有しあうこと」を考えて描かれた作品です。池永康晟さんは「轍・
真美」「水溜まり・真美」「如雨露・真美」の三部作。すべて立ち姿の女性像と
なっています。岡本東子さんは「豊饒の華」「声もなく」の二作。「声もなく」
は墨一色で描かれた着物姿の人物です。

作家たちそれぞれが、それぞれの思いを筆先にこめて描き上げた作品たち。台北
をおとずれる人々の目にはどんな風に映るのでしょうか。

ちなみに作家たちの付けるタイトルは、それぞれの個性が出ていてたいへん興味
深いものです。以下のタイトルからは、どんな絵を思い浮かべますか?

初雪
http://www.syukado.jp/jp/search/zoom/type/kake/A2-87-124/2.html

秋影爽然
http://www.syukado.jp/jp/search/zoom/type/jpn/A2-87-247/2.html

近代の記号
http://www.syukado.jp/jp/search/zoom/type/yo/A2-87-106/2.html

解説やタイトルに気持ちを引っ張られすぎるのも良くないですが、絵を楽しむ手
がかりにすると、いろいろと想像がふくらんで面白いですね。

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